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散歩写真#216 屈折 (と、おまけを少々)

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(Minolta SR-7 AUTO ROKKOR-PF 58mm f=1.4 BW400CN Dfine2.0適用)

Dfine2.0を購入しました。簡単に言いますと、Photoshop Element5.0(6.0)やCS3のプラグインで、ノイズ除去専門ソフトです。詳しくはリンクで見てくださいね。

さて、早速使ってみました。まずはフィルムスキャンしたデータに適用してみました。昨日と上の写真に適用しています。フィルムスキャナでスキャンすると(等倍表示の場合)カラーノイズやフィルムの粒子感とは違ったノイズが出ます。これをかなり綺麗に除去してくれます。私の感想としてPhotoShopやその他のノイズ除去の機能とはちょっと違った感じがします。表現すると、元の画像から薄皮を綺麗に剥がしたって感じでしょうか。特に雲の無い空や白一面等の場所で目立つノイズが綺麗に消えてくれます。フィルムカメラでの写真ですが、画質は1眼フルサイズデジで撮ったと同じような感じがします(私の感想ですが)。

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(EOS-3 EF50mmf1.4 PRO400 Dfine2.0適用)

カラーでもモノクロでもノイズは綺麗に消えます。いろいろ試してみましたが、フィルムスキャンだけでなく、高感度で撮ったデジタル写真でも、高感度ノイズがかなり抑えられます。GRD等でのISO100~400も使えそうですよ。Photoshop CS3では16bit、Elementでは8bitで操作するようです。プラグインなので単体では使えません。

で、デメリットもちょっと上げておきます。それは、除去機能が優秀すぎて、フィルムでの粒子感も低減されてしまうこと。あと、やはり若干画質が緩く(?)なる感じがします。気のせいのレベルですが、粒子感についてはFilmPackで再度ノイズ乗せした方がプリントした時もいい感じで出力されます。まあ、使うかどうかは好みと状況によってでしょうか。

フィルムの画像をWEBに綺麗に載せるならいいかも。けど、フィルム独自の粒子感や解像感等を出すならやはりプリントや高価なドラムスキャン等で専門処理を必要かと。お気軽に綺麗に載せるならいいソフトかと思います。

興味のある方は英語版ですが15日試用版もあるようですのでお試しくださいね。

以上、おまけの簡単レポでしたm( _ _ )m

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